令和

 

杉浦司法書士事務所、石上です。

 

4月1日に新元号が発表されるまで、

少しワクワクした時間を過ごされたかたもいらっしゃるかなと思います。

新元号の予想を私自身もしておりましたので、当たるかどうか、

テレビの画面にくぎ付けでした。

結果は残念ながら当たらず、でした。

令和という元号になり、これから、新天皇のもと、

時代が新しくなるような気がいたします。

出典も万葉集からということ、

今まで中国の書物からの出典でしたが、

自国の文化の良さを認める形になり、良い変化なのではないでしょうか。

 

昭和から平成の移り変わりの時、私は、中学一年生でした。

連日、天皇陛下の体調の報道がなされ、お立場上やむを得ないものとはいえど、

ここまで国民に知られるのもお辛いだろうと思っていた記憶があります。

当然、崩御されてから新元号もドタバタの中で決まったような感があり、

皆が笑顔で、新しい元号を受け止めたこの度の事例とは、だいぶ様子が違います。

桜も咲いたこの時期に、国民皆で新しい時代に向かっていくという

今回の改元のほうが、穏やかに受け止められ、よかったのではないかと、

週末にお花見をしつつ思っていました。

 

今回は、平成の天皇陛下の終活なのでは、と思っています。

ご高齢で、病も抱えながらのご公務も大変でしたでしょうが、

昭和天皇の最期のバタバタした時期をご覧になっていた分、

国民の混乱を最小限にという、ご配慮をなされたのかと思いました。

その結果、この度の穏やかな改元を迎えられることができました。

終活の必要性は、どの立場の方にもあるものだなあと、改めて思っています。

その人その人の人生の幕引きに、近しい人が混乱しないなんてことはありません。

あらかじめ自分が亡くなった後を考え、できることをしておくことが、

最善なのだなあと、今回の改元に際して、教えられた気がします。

 

うちには財産がないから、子供たちがもめるなんて考えられないから、

と終活にも積極的になられない方もおみえです。

ただ、相続が争続になってしまう事例には、財産の量や、

子供達の仲の良さは関係ないものだと実感しております。

 

杉浦司法書士事務所では、皆さまの終活へのサポートをさせていただいております。

今回の改元のように、穏やかな時間とともに、

最期の時を迎えられるように、皆さまのサポートをさせていただきたいと思っております。

初回ご相談無料です。

いつでもご相談ください。