備えて安心、終活を今から考えてみよう。
なんとなくあっという間に慌ただしく
年末を迎えてしましたが、
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
平成最後の年末、福村が担当させて頂きます。
宜しくお付き合い下さい。
振り返ってみると私自身、今年も色々な事が
盛り沢山の1年でした。
私事ではありますが、父の入院、長女の結婚、
二女の成人式等々。
今年は今思い返してもいつも以上に
バタバタな1年でした。
特に年明け早々、父の入院から現在の介護までは、
これまでの生活に予想もしない事態。
介護は本人にはもちろん、介護者にとっても
大きな負担です。
今まさに身を持って体験中です。
体が思うように動かせない苛立ちから父と
衝突する日々、そんな父を日中1人で
留守番させる不安等….
大きかった背中が今は凄く小さく、
寂しそうに見え、いろんな思いから
目頭があつくなります。
介護は考えたらキリがないくらい問題が
山積みです。
そして何より家族の理解も重要です。
私がどんなに頑張ったとしても難しく、
1人で抱え込むほど簡単ではない事に
今回気付かされました。
私の中では、施設介護は姥捨山のような
イメージを持ち、親を入所させる罪悪感のような心苦しさがあります。
幼い頃の記憶ですが、楢山節考の映画を
思い出します。
家族の介護についての考え方も違い、
我が家も何度も話し合いをしました。
終わりがわからない介護
本人、介護者の双方が互いに不安や
ストレスなく快適に日々過ごせるのであれば、施設入所も後ろめたく考える必要がない
のかもわかりませんね。
そうでも思わないと、施設入所の決断は難しいです。
1年悩み考えた結果、
父にも気持ちを聞きながら、施設入所を
前向きに考える事にしましたが、
次に新たな問題が….。
父の介護認定は支援1。
足腰に少し問題あり歩行が不安定です。
75才、年相応の多少の物忘れはあるものの、
認知症ではありません。
ただ最近は散歩中だけでなく家の中でも
以前よりよく転び、動きも良くないので
1人留守番させるには不安でアドバイス受け
改めて変更調査を受け直しました。
調査受け直しの結果、最近支援2に。
本来ならば認定が低い事は
喜ばしいはずなのに、施設入所となると
支援と介護の差が壁になるようです。
ネット検索し支援から受け入れ可能な施設に
問い合わせするものの、実際は支援では
受け入れ先があまりに少なく、
市内から市外断られるばかりです。
受け入れ先がやっと見つかっても
現状空きがなく、仮申し込みした
数ヶ所の施設から空き連絡待ちの状態。
後見業務をメインにさせてもらってるので、
比較的いろんな施設に伺う機会が一般の方より多く、
勉強させてもらっているんですが、
父の事で改めてまだまだわからない事だらけだと実感。
介護は本当に奥が深いです。
そんな感じで、まだまだ私の介護との戦いは 続きそうですが、
なんとか良い意味で周りを 巻き込みながら、
ケアマネさんなど専門家の協力、アドバイス頂いて頑張って行こうと
思います。
専門家のアドバイスは心強く、
わからない不安が少しずつでも解消され安心できます。
私のこんな体験が、同じような悩みを抱えた方や
ご縁を頂きご相談頂く方々のお役にたてたらと思って、
前向きに明るく元気にこれからも頑張って行こうと思います!
誰しも必ず老いが来ます。
いつ介護をする側、される側になるか
わかりません。
直面してから慌てない為にも、
ちょっとだけ先の事考えても良いかも
わかりませんね。
年末年始は普段よりきっとのんびりする時間や家族と過ごす時間が増えると思います。
そんな時、少し終活について考えてみるのも
良いかもわかりません。
そして介護も終活も恐れず、怖がらず今を大切にしながら楽しみましょう。
杉浦洋史司法書士事務所でも皆さんの不安について
何かお手伝いやアドバイス出来る事があるかもわかりません。
財産承継、生前対策、財産管理など…
1人で不安を抱え込まず、困ったを
まずはお気軽にご相談下さい。
スタッフみんなで一緒に考えてみたいと
思っています。
モヤモヤをスッキリにしてワクワク過ごしましょう。
皆さん今年も1年ありがとうございました。
インフルエンザも流行ってるようです。
体調にはくれぐれも気をつけて下さい。